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March 25, 2005

ファッションにおける中二病の考察(1)

Kanoseさんのこの記事に触発され、別館で遊びで考察していた「ファッションにおける中二病」が、自分の中でそれなりにまとまったので、こちらで書いてみようかと。中二病を貶める意図はないし、お遊びなので、あまり本気にしないで楽しんでもらえると嬉しいです。

あと、あっちでは裏原系が中二病っぽいとか書いてましたが、少し見方が変わりました。裏原系は、周囲に自慢するために持つアイテムですよね、アレ。

【考察に使う言葉の定義】
自意識他人の眼を気にする意識。これが強すぎることを自意識過剰とよぶ。
中二病思春期特有の自意識過剰さゆえに、共感しがちな思想・起こしがちな行動。類義語に「若気の至り」。この病を抜け出し、反動として中二病を過剰に嫌うようになる病を、高二病と呼ぶ。
中二病アイテム中二病の行動様式を追求する過程で、自意識の受け皿として機能するアイテム。制作者の思想・個性が色濃く反映されている(ように見える)のが特徴。適度なマイナー感は必須。


【ファッションの目的別ブランド分類】
ひとくちにファッションと言っても、その目指すところは人によって様々だ。私は、ファッションに対する人間の方向性は、
・同調派
・個性派
・ステータス派
・自己満足派
・無関心派
の5タイプに分類できると考えた。これを元にブランドをカテゴライズすると、次のような表となる。

【志向別ブランド分類男性版(見やすい版) 女性版はこちらが参考になる】
目的自意識代表的ブランド選択基準

同調派
[若年層]
バーバリー、ラルフローレン*1、丸井系、ギャル男系、HIPHOP系
周囲から浮かないこと。「他人と同じもの」が基本。
[高齢層]
環境によって違うので、一概にはいえない
個性派[若年層]
ヴィヴィアンウエストウッド、ツモリチサト、フラボア、ジャンポール・ゴルチエ、マルコマルカ
個性的であること。「他人と違うもの」が基本。
[高齢層]
コムデ・ギャルソン、ヨウジヤマモト
ステータス派[若年層]
裏原系、ポールスミス、流行物
周囲に自慢できること。「有名で高いモノ」が基本。
[高齢層]
ヴィトン、プラダ、グッチ
自己満足派[若年層]
キャロル・クリスチャン・ポエル、カルぺ・ディエム、アントワープ系
自分が満足できること。「質がいいもの」が基本。
[高齢層]
BARBA等のクラシックブランド、ジョン・ロブ等の高級靴、高級時計、骨董的名品の品々
無関心派[若年層]
ジーンズメイト、お母さんの買ってくれた服
着れればいい。「安いこと」が基本。
[高齢層]
ユニクロ

実際には、全てのブランドはこれらすべての要素を併せ持っており、アイテムによっても特徴があるが*2、各要素を強く前面に押し出して勝負していると感じるブランドを、ここでは代表として取り上げた。ここらへん、私の主観なので、違和感を感じる方も多いと思うが、大筋で外してはいないと思う。

また、ファッションはその性質上、他者の視線を無視することはできないので、ファッションを気にすること自体が、自意識の表れと捕らえることができる。ゆえに、無関心派と自己満足派以外の層は、それなりに強い自意識を持っている。

そして、各層の違いは、自意識の方向性の違いそのものだ。以下、それぞれの層の特徴を、「自意識の質」を軸に詳しく見ていこうと思う。


【自意識の方向性を軸にした、各層の分析】

[同調派]
他人の眼を気にした結果、周囲と合わせることを選択した層。ファッションへのこだわりは薄いが、「恥ずかしくない格好」はしておきたいという気持ちがある。「ギャル男系」「HIPHOP系」は、各コミュニティに所属するための「制服」としての意味合いが強いため、ここに分類した。

[個性派]
他人の眼を気にした結果、周囲に埋没するのは嫌だと考えた層。ファッションへのこだわりと没個性化への恐怖が強いため、奇抜な格好を好む。そのため、マイナーブランド・アバンギャルド系ブランドを選択する。サブカルチャーとの親和性も強い*3。「FRUiTS」に載っているような人々。「装苑」を読んだり、服飾専門学校生率も高い。

[ステータス派]
他人の眼を気にした結果、ファッションを利用しようと考えた層。ファッションへのこだわりは薄いが、ブランドの持つカリスマは欲しい。ゆえに、メジャーブランドにしか興味がない。ヴィトンのバッグを使っていても、マーク・ジェイコブス(現ヴィトンデザイナー)は知らない。ブランドを強調するために、ロゴ物を多用することも特徴。

[自己満足派]
これまで解説した、いずれかの流れを通るうちに独自のこだわりが生まれ、それがファッションへの動機付けとなっている層。「自分の好み」を最優先させるため、ブランドの好みは人によって様々。「質」「ディティール」「デザイナー」「バックグラウンド」にこだわる傾向が強い。俗に言う「ファッション通」・「服オタク」。

「ステータス派」から「自己満足派」を見ると、「自慢もできないアイテムに何万円も払うバカ」に見え、「自己満足派」から「ステータス派」を見ると、「ブランドにしか価値を見出せないバカ」に見える。

[無関心派]
ファッションをどうでもいいと思っている層。少なくとも外見に関する自意識は存在しない。オタクに多い。こだわりがないので、安いことのみがファッション選択の基準となっている。無意識過剰

……と、適当に分類してみたが、実際にはこれらの動機が混じり合い、時と場所に合わせ、人はファッションを選択していることはいうまでもない。人の行動様式は、これほど簡単にカテゴライズできるほど、単純ではないのだ。

ただ、それぞれのブランドの「色」を知っておけば、自分の望むイメージを相手に与えられるということは、知っておいて損はないだろう。同じ人物でも、ステータス派のブランドを着ればミーハーに。自己満足派のブランドを着ればファッション通に。無関心派のブランドを着ればオタクに見えるということだ。


【中二病 = 個性派】
ここまでファッションの指向性を分析してきたが、このうち中二病と親和性が高いのは、「個性派」で間違いないと思う。

「制作者の思想・個性が色濃く反映されている(ように見える)」「適度なマイナー感」という2点が、共に満たされており、サブカルっぽい空気もあるので、感覚的にしっくり来る。ファッションにおける中二病は、この層だと見て間違いないだろう。


【隠れた2層】
……ここで「ファッションにおける中二病 = 個性派」で決まりとして、考察を終わりにしてもいいのだが、もう少しおつき合い願いたい。私は、この表には現れていない隠れた層が、2つ存在すると考えている。

それは、「隠れ無関心派」と「エセ自己満足派」だ。実はこのふたつの層こそが、ファッションにおける最強の中二病患者といえるのではないだろうか。(つづく


*1 バーバリーと共にライセンス物。

*2 たとえばヴィトンのモノグラムシリーズは、ステータスというよりは同調のために持っている者が多いだろう。

*3 少し古いが、「ヴィヴィアンといえばパンク」とか。ヨウジヤマモトは2004.A/W、ウルトラマンコスモスをモチーフにしていたし、ギャルソンはハリケンジャー・・・・・・。日本を代表する文化ってことなんだろうけど、芸術って日常使うには結構はずかしい。

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Comments

この分類ですと自分は「同調派」の
若年層になりますね~。
ギャル男ではありませんが品ないもん
ばっか着ていますし。
マーク・ジェイコブズとヴィトンの
一文は素直に笑わせていただきました~。

Posted by: 天馬唯 | April 06, 2005 at 11:11 PM

隠れた2層をどう考えておられるのか気になりますね。
私の場合、「同調」と「自己満足」が5:5から4:6ってとこですが。あと、そもそも地方にいるとこういったブランド自体触れる機会が結構なかったりしますけど(北陸出身で現在、京都人の言い分(^^;)

続きを楽しみにしてますね。

Posted by: bluede | April 06, 2005 at 11:39 PM

私は、同調:個性:自己満足で4:2:4くらいですね。

しかしまぁ、自己満足層と他の層の区別って実は凄くあいまいで、ギャル男系でもポリシー持って、自分の中から溢れる情熱やこだわりに従ってやってるなら、自己満足層かな~と思ってます。このへんは、ホントに精神的な話ですね。気合だ!

この記事、オチはほとんど別館で書いちゃってるし、加野瀬さんとこで取り上げられた割に反響も少なかったんで、もうどうでもいいかなーとか思ってたんですが、ありがたいことにこうしてコメントも頂けたんで、ちょっと再挑戦してみようかと思います。

Posted by: Masao | April 07, 2005 at 09:13 PM

わっはー、半分くらいワカンネー。>ブランド名

そして、三分の二以上を実際に見たことがねーw
そういう知識を身につける手段や過程は、この世のどこにあるのでしょうか?お教えくださいw

Posted by: umeten | April 09, 2005 at 03:23 PM

>そういう知識を身につける手段や過程は、この世のどこにあるのでしょうか?

これはもう、実践あるのみですねー。

私の場合、毎日「ファショコン通信」さんの掲示板やリンクされているブログを見て、気になるブランドが話題に上がっていたらググって、公式HPから取扱店を探し、実際に店に行ってみたりしています。最近では、HPの雰囲気や、店舗の店構えを見ただけで、何派の属するブランドなのか、大体わかるようになりました(笑)

あと、「GAP PRESS MEN」は、ブランド別にコレクションが見れるので、ブランドの色を見るのに良い教材です。

私はすでに服オタなので、今ではこういうことも自然にやれるんですが、脱オタ開始当初は意識的にファッション情報を摂取するよう心掛けないと、相当つらかったですね。専門用語はわからんし、店員はこえーし(笑)

でも、世の中のあらゆる趣味と同様に、最初は右も左もわからずつまらなくても、やっているうちに知識や技術が身につき楽しくなってきて、自分から情報を求めに行くようになります。そうなればしめたもので、あとは勝手にレベルアップしていくのではないかな、と。

Posted by: Masao | April 10, 2005 at 09:43 AM

こんにちわ。興味深く読ませてもらいました。

ただ、素朴な疑問なのですが、こういったことをちまちまと分析して他者をカテゴライズすることにどのような意味があるのでしょうか?

Posted by: ナイン | April 17, 2005 at 02:08 PM

ナインさんこんにちは。ブログのほう、ちょくちょく拝見させていただいています。

質問が少し抽象的なので、見当違いな答えをしてしまうかもしれせんが、「カテゴライズ」について私見を書きますね。

まず、この記事に関してだけいえば、カテゴライズに「ネタ」以外の意味はないです。冒頭にも書いたように、「お遊び」ですから。自分の経験から感じた・考えたことをネタにして、読んでくれた方に楽しんだでいただければ嬉しいと考えています。

もっと一般的な「カテゴライズ」に関しては、嫌悪感を感じます。「オタク = キモい」、「精神障害者 = 危険」といった、偏見を助長する方向にマスコミが煽り立てるするモノに関しては、特に。

こんな感じで、答えになっていますでしょうか?

Posted by: Masao | April 18, 2005 at 05:31 AM

返信ありがとうございます。
そうですか、私がマジメに受け止めすぎたということですかね。
ただ、消費するサブカルチャーによって若年層を分類出来るかのような分析は未だにblogでよく見かけますよね。はてなに代表されるサブカル系ブログというか・・。

その際、より年少者の読者に与える影響を危惧しています。
というのも、現実社会を知っている年長者が、例え「ネタ」としてやっていても、
ネットがこれだけ低年齢な時期から普及している今の大学生以下(つまり10代)がこういった分析を見ると、そのまま「現実の人間」「現実の世界」を何となく把握出来た気になれてしまうのではないかと。

それはまずいですし、「ネタ」の氾濫が年少者に「マジメ」に受け止められてしまう可能性も考慮して頂ければと思います。それは書き手の責任ではないかと。

それは話題こそ違いますが、既に2ちゃんねる等の嫌韓・嫌中現象に見られる影響だと言われていますし。

まだ抽象的でしたらご指摘下さい。

Posted by: ナイン | April 18, 2005 at 08:29 PM

それともう一点だけ。

結局このような分析ばかりになると、全ては消費者の嗜好や人格の問題に還元されてしまい、私たちの存在がこれだけ消費物と結びついてしまう消費社会という構造の方は問われることなく終わってしまうのではないでしょうか。

その結果に氾濫しているのが、「勝ち○○」「負け○○」や「○○系」といった「偏見を助長する一般的カテゴライズ」で人間を理解しようとする習慣ではないかと思います。

もちろん「消費社会」の方に問題を求める必要は無いとお考えであれば、それはそれで一つの立場ですが。
あ、blog見て頂いてありがとうございます。

Posted by: ナイン | April 18, 2005 at 08:54 PM

たびたびすみません。

>はてなに代表されるサブカル系ブログという>か・・。

これ、私自身も「○○系」などと書いてしまっていますね。「例えば私ははてなダイアリーにそれを多く見かける」と訂正させてください。

Posted by: ナイン | April 18, 2005 at 08:57 PM

ナインさんの問題提起はよくわかるし、私も消費社会の問題については関心を持っているのですが、今回の記事に関して言えば、ナインさんのコメントは場違いですね。

今回の記事は、私が自身の「裏中二病体験」を自虐的に語ることにより、「こういう体験あるあるあるある~!」と、同じような経験をした方に共感していただくのが目的の「ネタ記事」なので、ナインさんの指摘するような深刻な問題を論じられても、困ってしまうんですよ。今回の記事は、オヤジが青春時代の昔話をしているだけなんで。

そういった「マジレス」(言葉が悪くて申し訳ありません)は、もっとまじめな記事を書いたときにいただきたいです。たとえばこの記事この記事なんかは、ナインさんのような若者の意見こそ聞いてみたいですね。


・・・・・・ところで本当にわからないんで聞いておきたいんですが、今回の私の記事で、「偏見に繋がるようなカテゴライズ」がされていると感じるような箇所って、ありましたか?上で書いたように私自身、カテゴライズは大嫌いですから、

>……と、適当に分類してみたが、実際にはこれらの動機が混じり合い、時と場所に合わせ、人はファッションを選択していることはいうまでもない。人の行動様式は、これほど簡単にカテゴライズできるほど、単純ではないのだ。

と書いていますし、ここまで何度も「ネタです」「お遊びです」「自虐です」と書いているにも関わらず、このようなコメントをされてしまうというのは、ちょっと理解に苦しみます。正直ナインさんが、過剰に「カテゴライズ」に執着されているとしか、思えないんですよ。

>中二病を貶める意図はないし、お遊びなので、あまり本気にしないで楽しんでもらえると嬉しいです。

って、読んでいただけましたか?記事全体の流れを読んでからこういったことを指摘していただけるのであればよいのですが、ちょっと「カテゴライズの悪影響」にこだわりすぎな気がしますよ?


>若年層への影響
んー・・・・・・ちょっとブログの影響力を、過大評価しすぎではないですか?うちのブログは1日平均PV500,Visiter200くらいですが、これで世間に影響を与えるなど、夢物語です。

テレビなんかは、視聴者の数がブログとは比較にならないくらい多いんで、こういったことに責任を負う必要があると思うんですが(古いですが、めちゃイケの『しりとり侍』とか)うちのような弱小個人ブログで管理人が書いてる独り言同然の主張にまで過剰に責任を求めるのは、ナンセンスな気がしますね・・・・・・(コレ、dawnさんにも同じこと言っておきます)

それに、うちがイチイチ書かなくても、高校生くらいの年頃の若者って、普通にこういうこと考えてると思いますよ?今書いてる中二病の話なんて、私が10代のころからずっと感じてきたことを、今になってアウトプットしてるだけですし・・・・・・

なんだかPTAの方に突然有害図書指定食らった、ちび黒サンボ気分ですよ(´・ω・`)


>これ、私自身も「○○系」などと書いてしまっていますね。「例えば私ははてなダイアリーにそれを多く見かける」と訂正させてください。

べつにそんなんで揚げ足とるほど私は性悪じゃないんで、安心してください(笑)逆にナインさんにも、もっとネット言説に対する寛容な姿勢を期待します。ブログ、いつも楽しみにしてるんで。

Posted by: Masao | April 19, 2005 at 01:26 AM

Masaoさんの記事の中に
「偏見を助長させるようなカテゴライズ」が
あるとは自分には思えません。
正直、中二病の考察も普通に
笑わせてもらいましたし。

downさんもなんですが
もっと気楽にMasaoさんの
ブログをお読みになられた方が
いいのではありませんか?
自分自身も気軽にMasaoさんの
ブログにカキコさせていただいて
いますが、Masaoさんのコメントを
吟味して物の見方が変わった事も
ありますし、前述した中二病の記事で
ゲラゲラ笑わせてもらったり
別な記事で「Masaoさん、それは
違うでしょ~!?」なんて思う記事も
ありました。
Masaoさんも人間である以上
完全な人間ではありませんし
MasaoさんもMasaoさんだけの
人生観があるのですし
完全に他者と意見が一致する
事なんて無いはずです。

だからこそいち個人がネットで
ある程度に好きな事が書ける
(よほど悪質な名誉毀損は
論外ですが)ブログが
楽しいんじゃありませんか?
「楽しみ」ませんか?

Posted by: 天馬唯 | April 19, 2005 at 09:35 PM

天馬さんこんばんわ。いつもご贔屓いただき、ありがとうございます。

>別な記事で「Masaoさん、それは
>違うでしょ~!?」なんて思う記事も
>ありました。

NO!!(>_<)
あーいやいや、どの記事かはおっしゃらなくて結構です。そういったことは、是非ともご自分の胸の中にしまっておいてください(^-^;

そんな感じで、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

Posted by: Masao | April 20, 2005 at 12:20 AM

返信ありがとございます。火消しで大変だったみたいですね、お疲れ様でした。

まず、記事がネタ化することは仰るように一つのブログの問題ではないですし、異論は自分のブログでまとめて書くべきかな、と思いました。

>今回の記事は、私が自身の「裏中二病体験」を自虐的に語ることにより、「こういう体験あるあるあるある~!」と、同じような経験をした方に共感していただくのが目的

少なくとも、この記事ではそれは明記されていなかったと思います。そのため他者を裁断していたかのような印象を受けました。

今回疑問を書きたくなった理由の一つは、

>・・・・・・ところで本当にわからないんで聞いておきたいんですが、今回の私の記事で、「偏見に繋がるようなカテゴライズ」がされていると感じるような箇所って、ありましたか?上で書いたように私自身、カテゴライズは大嫌いですから、

Masaoさんの記事が直接偏見に結びついているという意味ではありません。
「もっと一般的なカテゴライズに関しては嫌悪感を感じる」と書かれた筈の方が、なぜあの表のようなカテゴライズを自ら展開しているのか、それが分からないのです。「言行不一致」の面があるのでははないでしょうか・・・?

あの表は、「ネタ」であってもかなり力を入れて作成されているのではないかと思いましたので。これがひとつめの理由です。

次の理由は、私は日頃から今の日本は社会構造に切り込まない分個人の行動やキャラクターに話を還元しすぎだと思っていたので、一連の「中二病」議論の流行(それが自虐でも他者への攻撃でも)に苛立ちを感じていたからです。

もちろんMasaoさん個人の問題では全くないので、この辺で止めにしておきます。今後ともよろしくお願いします。

Posted by: ナイン | April 20, 2005 at 12:58 AM

>「もっと一般的なカテゴライズに関しては嫌悪感を感じる」と書かれた筈の方が、なぜあの表のようなカテゴライズを自ら展開しているのか、それが分からないのです。「言行不一致」の面があるのでははないでしょうか・・・?

私自身がオタクとして世間からレッテルを貼られてきた人間なので、世間の「弱者」に対する偏見には、もの凄い嫌悪感があるんですよ。ですから、今回カテゴライズを展開した際も、可能な限り「ネタ」であることを強調し、偏見を助長する書き方は避けたつもりです。

ただ、ナインさんが「他者を裁断していたかのような印象を受けました」と仰ったように、文章は、書き手の意思とは無関係に消費されるものなので、こうしたカテゴライズを行うこと自体が、心無い方の偏見を誘発するという批判も、当然あると思います。オタク差別問題にしても、差別をする側は「ネタ」のつもりでやっているという部分が、非常に大きいと思いますし。

ここらへんは難しいところなのですが、今回ネタにした「ファッション」に関しては、世間の偏見が薄い分野なので、大目に見てやって欲しいな・・・・・・というのが書き手である私の言い分です。

すでに差別に苦しんでいる「弱者」である、オタクや精神病の方々を「ネタ」にしようなどとは、夢にも思いませんよ。そこらへんの分別は、わきまえているつもりです。


>あの表は、「ネタ」であってもかなり力を入れて作成されているのではないかと思いましたので。

「ネタ」であったとしても、むしろ「ネタ」だからこそ。あれくらい気合を入れて書かないと、読者の方に楽しんでいただくことはできないからです。元エンタ業界人の性かもしれません。


>私は日頃から今の日本は社会構造に切り込まない分個人の行動やキャラクターに話を還元しすぎだと思っていたので、一連の「中二病」議論の流行(それが自虐でも他者への攻撃でも)に苛立ちを感じていたからです。

昨今の社会構造を問題視しない風潮というのは私も感じていて、関心を持っています。私には、それと中二病の流行の関係には、ちょっと考えが及ばないのですが・・・・・・ここらへんの話題、ナインさんトコで記事にしていただけると嬉しいですね。その際は、うちにトラバでも送ってやってください(笑)

Posted by: Masao | April 20, 2005 at 11:52 PM

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