ネタも言えないこんな非モテ界隈じゃ、ぽいずん
前回の記事で休筆宣言を出したところ、メールやコメントで疑問の声をいただいたので、休筆理由について少々補足を。これでホントに非モテ関連の記事を書くのは最後です。
【楽しめないんじゃ意味ないので】
http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/log/2005/11/post_abd4.html#c5060042
| とりあえず、今後「ユーモア」は使わない方がいいです。 「元非モテの自虐ネタは他虐ネタである」ということを、ゆめゆめ忘れずに。 当事者の目の前でブラックユーモアやるから、 >不快にさせようとする意図がミエミエ とか思われるんです。 |
「不快にさせようとする意図がミエミエ」というのは非常に心外ですが、ネガ喪の方の心情を理解することはできました(『共感』はできませんが)。不快感を感じた非モテのみなさま、申し訳ない。
僕は非モテを貶める意図はまったく無いにも関わらず、妙に2chで叩きが盛り上がっているのがずっと訳がわからなかったんですが、ネタがネタとして通用していなかった、と。まぁそれは逆も然りで、僕が2ch特有の殺伐とした空気を読めず、ベタに受け取りすぎて、余計にムカついていた部分もあるのだと思いますが。
結局、非モテを語るうえで、「ユーモア」を易々と使えなくなってきたというのが、休筆宣言の最も大きな理由です。
最近、自分がブログをやってる理由についてアレコレ考えていたんですが、結局僕の場合、「自分のため」なんですよね。サイトポリシーにも書いてあるとおり、「楽しむため」「自分の頭の中の整理のため」にブログやってますから、ネタを繰り出して楽しめなくなったり、思ったことをそのまま書けなくなったら、ブログやってる意味がない。
そりゃあ、非モテや脱オタで悩んでいる方がうちのブログ見て何か思うところがあり、結果的にコンプレックスから解放されれば嬉しいと思っていますが*1、それはあくまで「希望」であって、最終的には「自分のため」なわけです。
ただ、どうもこの「楽しんでやっている」という姿勢が、ネガ喪の方から見るとムカつくようで。最近、何を書くにも「コレ書いたら叩かれるかもなぁ。傷つく人がいるかもなぁ」という考えが浮かんできて、思うように記事を書けなくなっていたんですよ。「2chの連中なんか気にしなきゃいい」という意見もあるでしょうが、僕は気になる人なんで。
こんな状態では、「楽しんで」ブログを続けることは不可能と判断し、今回の休筆宣言に至りました。働き蜂さんがこちらのコメントでおっしゃる通り、このまま続けても、お互い不愉快な思いをするだけだと思いますから。必要以上に相手を傷つけたり、自分がストレスを感じてまで、非モテの話題に触れるつもりはありません。
しかし身を持って体験した者として言わせてもらえば、結局ネガ喪のパワーバランス理論は、憎しみの連鎖を生むだけだよなぁ。実際後半は、ネガ喪の意見というだけで色眼鏡かけて見てたし……とか言ったら、「公約違反だ!」とか言って叩かれるんでしょうね。ごめんなさい。批判じゃなくて感想なんで、最後ってことで大目に見ていただければ!
まぁそんな感じで、嫌われ者は退散するとします。次回記事で、過去ログ主要記事へのリンク集を作って、非モテ関連の更新は完全に停止します*2。あとのことはみなさんにお任せしますので、よろしくお願いいたします。
*1 僕自身、「いちからはじめるファッション入門マニュアル」に集う様々な人種の率直な意見にはとても励まされたり、腹の底からムカつかされつつも、最終的に非常に参考になり、感謝していますから、同じようなことがしたかったわけです。
*2 非モテ以外のネタは書くかも知れませんが、それも微妙……大体非モテ・脱オタネタを奪われた僕は、「四次元ポケットの無いドラえもん」みたいなもんなので、面白くないと思います(笑)
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Comments
「ユーモアによる切り口」なんてものは明るいものでも軽いものでもなくて、本気でやるとしたら
・チャップリンみたいに体制側を皮肉る。
・コンプレックスの欠片も見えない、狂気の域に達する(小林よしのりの『最終フェイス』みたいな……『電波男』ではまだダメ)。
みたいに、それなりのリスクと覚悟を求められるものです。それによって、批判をかわしたりすることのできるような手法ではない。
非モテの場合、ポジ喪ならともかくネガ喪も含めて自称「キモメン」して、自虐ネタに走ったりするところがよくわからなかったりするんですけどね。
(自虐している2ちゃんねらーとこのブログを批判している人達が、同一人物かどうかはわかりませんが)
ただ彼らのネタは、虐げられた者同士での慰めくらいにはなるみたいですね。
ちなみに私は、そういう非モテ側のネタに関しても全然笑えませんし、場合によってはムカつくこともあります。まあ要するに、笑いにうるさいんです。
何はともあれ、お疲れ様です。
>大体非モテ・脱オタネタを奪われた僕は(中略)面白くないと思います(笑)
モテ以外に話のネタがない……という時点で、脱オタしきれていない証拠です。
差し出がましいようですが、何か趣味でも始められたらいかがですか?
Posted by: 働きバチ | November 25, 2005 at 04:56 AM
Masaoさんの記事を読んでいつも思ったことは、個人的な愛読書である「D.T.」と語り方が似ているなあ、ということです。この本の著者である伊集院光とみうらじゅんもちょうど「昔はモテなかったけど今はきちんとした立場どころかある意味カリスマ」という立ち位置で童貞(非モテとはちょっと違いますが)について熱く語っています。
たとえば…
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――童貞にいいも悪いもないんじゃないんですか?
みうら:あるよ、「やさぐれ童貞」とかイヤだからね。
伊集院:イヤですねえ、あと童貞こじらせた「思想童貞」とか。
みうら:モテないことに理屈つけちゃうタイプだね。モテないことに開き直ったり「どこが悪いんだ!」と凄んでみたり。なんかアナーキーなD.T.な感じになっちゃってるんだ。
伊集院:穴開けてないのにアナーキーね(笑)。
(中略)
伊集院:「とはいえモテたい」がない奴は、やっぱり味がないですよね。やっぱり童貞でも「やりたい」がないと。
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この本が高校時代のバイブルだった僕は「電波男」にある程度理解はできても共感はできませんでした。結果としてネガ喪にならずに済んだわけで(笑)。
色んな意見がありますけど、僕はやっぱりMasaoさんのブログが好きですね。ネタとか毒がないと生きていけない人間なんで。
おつかれさまでした。
Posted by: 西尾博貴 | November 25, 2005 at 08:53 AM
みなさんコメントありがとうございます。
>働き蜂さん
>差し出がましいようですが、何か趣味でも始められたらいかがですか?
そうですね。この1年ほどはブログにハマりすぎてたんで、何か他のことに力を入れたいですね。
>西尾博貴さん
みうらじゅん、僕も好きですね。しかし今回痛感しましたが、ネタというのはさじ加減が難しいようで。あまり美味くできなかったようですが、西尾さんのお口に合ったのであれば、ブログ主としてこれほど嬉しいことはありません。ありがとうございます。
Posted by: Masao | November 25, 2005 at 09:32 AM
そもそもネタが通じるような空気が異常だったんです
侮辱されて、それをネタと笑って流せるような人しか居なかったんですか?はてなダイアリーの非モテ語りの人たちは
自分の生き方に誇りと自信を持って生きてる人間なら、生き方をネタにしておもしろおかしく書かれると頭にきます
これは普通のことです
電波男たちは、皆自分の生き方に誇りと自信を持ってます
侮辱されて、それを黙ってネタとして受け止めろというのは不可能です
とにかく、お疲れ様でした
もう二度とやらないでください
Posted by: 鳥居江利子 | November 25, 2005 at 11:28 AM
「ネタにマジレスしないで下さい」と言われた当人ですが、ネタと言えば何を言っても許されるものではないし、ネタとわかってくれる人ばかりでもありません。また、ネタにすることがそもそも不謹慎であり、許されるべきでない話題や、場というものもあります。TPOを弁えた言動というのは、コミュニケーション能力の基本ですよね?
不特定多数が見るネット上であるならば尚更、そういった配慮が必要であるにも拘らず、あなたには決定的にそれが欠けていたと言わざるをえません。あなたがネタで扱っていたと言うのなら、同じ話題でも真剣に扱っている人との住み分けは行うべきでした。真剣に悩んでいる人に、ネタで茶々を入れることは許されるべきではありません。それをあなたは何度行ったか?
最近のヌルイ笑いに辟易している関西人として蛇足を加えるなら、笑えないネタは責められても仕方ありませし、恥じるべきです。寒いギャグで場を白けさせたら殴られても文句を言えない子供時代を過した人間としての忠告です。あなたのネタには失笑すらできませんでした。
Posted by: RSR | November 25, 2005 at 11:39 PM
お疲れ様でした。
周囲の方々から「恋愛面での強者」「ネット上の空気が読めない」と
称されていましたが、私の中では「天然なひと」という感じでした。
これらは攻撃される要素になったかもしれませんが、私にとっては
当ブログの魅力の一つでした。今後、どういう分野でMasaoさんが
硬軟入り混じった洞察力を発揮していくのか分りませんが、一読者
として楽しみにしております。
ではでは。
あ、それと蛇足として・・・
前にメールした時とアドレスが違いますが、同一人物です。
Posted by: まけまけ | November 26, 2005 at 02:36 PM
二度目のコメント申し訳ないですが、読み直してるとムカついてきたからまた書きます
ネタ・ユーモアで弱者(とされてるもの)を扱うのって、正男さんの大嫌いな「いじめ」と同質だと思うんですよね
ネタにしてる当人は楽しくて、同じような考えを持つ人(はてなのクズども)と一緒にそのネタで盛り上がれる
でも、それで傷つく人・嫌な思いをする層が絶対に居る
たまたま非モテが反論しようとすると、「いじめられる側にも理由がある」的な狂った論理で、「僕がモテてるからひがんでるんでしょ?」「楽しんでやってる僕がねたましいんでしょ?」とレッテルを貼りさらに侮辱する
結局、自分が過去にされた嫌なことを、形を変えて非モテにやってるだけなんですよ、正男さんは
クズですよ、ほんとうに
人間のクズです
Posted by: 鳥居江利子 | November 26, 2005 at 05:21 PM
お疲れ様です。
>非モテ以外のネタは書くかも知れませんが、それも微妙……大体非モテ・脱オタネタを奪われた僕は、「四次元ポケットの無いドラえもん」みたいなもんなので、面白くないと思います(笑)
気にしないでいいと思いますよ。
今までだって少しも面白くなかったんですし。
四次元ポケットの無いドラえもんの方が
マシかもしれませんね。
あ、ネタですのでレスは不要です(笑)
Posted by: DESPISE | November 26, 2005 at 07:58 PM
Masaoさんは、もうすでに成功者ですからね。
エリートですから。
「自分は絶対傷つかない絶対安全な位置」に立ってモノ言っているから、下々の者にムカつかれるんですよ。
「非モテって、こんな発言するからモテないんだよ。昔はオレもそうだったんだよね~(でも、今のオレはモテだからね)」
「非モテって、こんな格好しているからモテないんだよ。昔のオレもそうだったんだよね~(でも、今のオレはモテだからね)」
「非モテって、こんな風に考えちゃうからモテないんだよ。昔のオレもそうだったんだよね~(でも今のオレはry)」
っていう、言葉の端々から滲み出る「成功者の優越感」に、我慢ならないんですよ。みんな。
「その気持ち、オレも経験してるからわかるよ」
って共感ぶる姿勢って、卒業したもの同士なら「お互い大変だったな」って通じ合うんですけど、一方が苦労真っ最中の時は絶対通じないんですよね。
「(今現在幸せを満喫・享受している)お前に、今のオレの苦しみの何がわかるんだよ!!」って。
オレ自身は、Masaoさんと同じで、彼女もいれば女友達もいる「勝ち」の立場だから見ててすごく面白かったんだけど、休止は残念。ぜひ復活して、非モテどもを爆撃しまくって欲しいな。
Posted by: 最後が初カキコ | November 28, 2005 at 02:05 PM
結局masaoさんが繰り返し主張なさってた「ネガ喪がネットで過激な主張をすることは返ってネガ喪、非モテの不利益につながる」というのはネガ喪のみなさんには共感していただけなかったみたいですね。
masaoさんは元非モテだからこそ、モテと非モテの架け橋になろうとしてた(という主張をしてた)と思うんですが、モテに届く前に非モテ(の一部の人たち)に拒否られ、モテに届きさえしなかったのが非常に残念です。
コメントだと批判的なものが目につくかと思いますが、
このブログの読者の多くはコメントつけない人たちだと
思います(もちろん僕もその一人です)。そのものいわぬ読者の一人としてはmasaoさんの主張(非モテ、モテが互いを今より少しは理解し会えればもう少し生きやすい世の中になるということ、と僕は解釈しました)は理解できましたし共感できました(もちろん方法として間違いは多々あったと思いますが)。
もちろん結果論で言えばネガ喪の気持ちを傷つけたということだけかもしれません。しかし、だからmasaoさんの主張のすべてが否定されるわけではないと思います。今回のエントリに対するコメントを見てそれだけはコメントしようと思いコメントさせていただきました。
それでは一ロムに戻ろうと思います。
失礼します。
Posted by: 通りすがりZ | November 29, 2005 at 10:13 PM